闘病6日目

2016年2月24日
闘病6日目
昨日は左と比較すると右後ろ足の体温が若干低く血行が悪いようで心配していたが今日は今日で「左足が浮腫んでおり新たな血栓症の疑いがある」との報告。
やはり今日退院にしなくて良かった。

「エコーでもレントゲンでもCTでも必要と思われる場合には必要なだけ検査して下さい」と伝えたところ獣医師がにこにこの笑顔で
「そう言って頂けると我々もやり甲斐がありますしもうれしいです」と。
そうですよね。
動物が好きだから志した獣医師。
助けてやりたい命が飼い主の予算の関係などで治療が不十分のまま退院して行き不本意な結果になった事もたくさんあったであろうと思うと獣医師に納得の行く治療を続けてもらいたいなと思った。
うちだっていつまで予算が確保できるかはわからないけれども可能な限り命の火を消さず1日1日を積み重ねたい。

闘病5日目

2016年2月23日
闘病5日目
闘病5日目
闘病5日目
尻尾に軽く触れて合図をしてから名前を呼ぶとびびびびっと垂直から水平にまで尻尾が上がるようになっていた。
後ろ足は相変わらず麻痺が続いているものの微か3%くらいの出力を感じた。反応が0ではない喜び。
今日も面会時に私が着たダウンジャケットに上半身を突っ込み静かに安心し切ったルカ吉のなんと温かい事よ。
猫が温かいという喜び。










最短だと明日退院も可能だと言われたがもっと様態が安定してから安心して連れ帰りたいので退院は土曜日に予定して帰宅。
入院が伸びるのはお互いに辛いがより良い予後のためには我慢も必要。と自分に言い聞かせて帰宅した。

そしてルカ吉帰宅後の生活を考えてみた。
下半身が麻痺しており排泄のコントロールができない猫を週5日フルタイムで働く私がどう面倒を見たらよいのか。必要な物は何か。
どうしたらルカ吉が快適に過ごせるのか。
そんな事を考えられる喜びに浸る。










画像は昨日までの診療料金明細。
1日目: 76,421円
2日目: 19,569円
3日目: 14,213円
4日目: 13,457円
トータル123,660円

闘病4日目

2016年2月22日
闘病4日目
確かに尻尾が動くようになっていた。
しかも昨日聞いた5cmどころではなく10cmほどを軽くびびびびっと動かしていた。
直腸で35℃。
完全にとはいかなくとも血栓は確実に解け血流が再開している。
それと同時に壊死した細胞などが再開した血流に乗り全身に回り始めている。
腎臓に負担がかかる時期か。
そして中途半端に溶けた血栓が流れ細い血管にまた詰まる恐れも。
一喜一憂。










面会中は膝に乗せると私が着たダウンジャケットの中に頭を突っ込んで静かに目を閉じてただただじーっとしていた。
眠っているわけではないが安心している様子だった。
明日も待っていてね。

闘病3日目

2016年2月21日
「少しご飯を食べましたよ」と面会室に連れて来られたルカ吉。
ぐったりとした様子は相変わらずだが昨日はすっかり冷たくなっていて私たちを絶望させた下半身が少しだけ温かい様な気がして後ろ足の肉球を見てみたところうっ血が取れて血行は悪そうだけれども)薄いピンク色になっており絶望の中に希望の光を見た。
絶対に治してやりたい。










午前中に面会に行った私とは別に夕方面会に行ったルカ父曰く
「尻尾の先っぽが5cmくらい少し動いていたよ」
これは良い兆候。
明日の面会が楽しみ。

闘病2日目

2016年2月20日
闘病2日目
同居の18歳になるばーさん猫に餌の催促をされいつも通りにざらざらざらーっと餌をやってから気がついた。
ルカ吉がいないのだからこんなにたくさんの餌はいらない。










午前中面会に行ってみたところ下半身の体温低下が著しく後ろ足の肉球がうっ血したような紫色になっており血栓が溶けていない事を示していた。
もちろん後ろ足の麻痺は残ったまま。
このまま改善されず壊死が進んでしまったらと思うと涙が止まらず検索をしても検索をしても『生存率が約3割しかない上に残った3割も予後が悪く平均的な余命は数ヶ月程度で再発した場合の死亡率はほぼ10割』と知り更に絶望。
『安楽死』という言葉が頭に浮かぶ。
ルカ吉を無駄に苦しませないためにもいつか必要になるかも知れない選択肢。
それでも希望が捨てられず治療は続行する事とした。

闘病1日目

2016年2月19日
闘病1日目
起床予定前の6時頃に異様な声で起こされる。
後ろ足に全く力が入らない様子で体勢を変えてやっても後ろ足が広がるばかりでぐんにゃりとしていた。
慌てて検索してみたところ『大動脈血栓栓塞症』が疑われたが6時40分には家を出なければならずルカ吉をルカ父に託し泣く泣く出勤。
「9時前から並んで9時から診察が受けられるようにしてね!」としつこいくらいにお願い。

そして9時からの診察の結果は予想通り。
血液検査・レントゲン検査・心エコー検査・CT血液造影検査の結果『肥大型心筋症による大動脈血栓栓塞症』との診断。
一通りの検査と説明が終わった10時30分より治療開始と共に入院確定。
「非常に危険な状態」との事。
仕事から帰って調べても調べても絶望するばかり。










タイミングが悪いもので今日はルカ父の誕生日。
気分的に無理をして予定していたお店にお祝いにと飲みに行ったがそれどころではなく会話が弾まず完全にお通夜モードw
気分を切り替えてと思いつつもそれどころではなくルカ父には申し訳なかった。
ルカ吉が元気になったら改めて一席設けたい。

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